寄稿記事:まめた

暗号資産全体の価格低迷と取引量減少により、クリプトトレーダーの士気は大きく下がりつつある。 しかし、こうした弱気相場には弱気相場なりの戦い方がある。特に今重要なのは、“流動性に応じた指値戦略”で価格を狙い撃つことだ。

一般的な指値注文は、指定した価格に到達した時に約定を狙う、シンプルで基礎的な仕組みだ。 多くの取引所で使われる標準的な指値注文は、価格指定による安全な約定と、成行より有利な価格獲得を目的としている。 しかし、弱気相場や流動性低下が続く現在の暗号資産市場では、標準的な指値注文だけでは対応しきれない状況が増えている。

そこで重要になるのが、通常の指値注文に加えて利用できる“高度な指値注文”。 Post Only・FOK・IOCといった執行方式は、約定条件や執行速度を細かく選択でき、停滞した市場でも優位に立つための戦術性を追加してくれる。

本記事では、低迷相場で収益機会を拾うための高度な指値注文活用法を、2つの市場状況別に解説する。


■ 流動性の低い市場向け戦略

例:時価総額の小さい暗号資産、夜間帯、取引量の乏しいコイン

現在の暗号資産市場では、成長段階の小型アルトやマイナー銘柄で、板が極端に薄くなるケースが増えている。 この環境では成行注文を使うと、自分の注文で価格が大きく動き、不利な約定を招きやすくなる。そこで活用したいのが、

Post Only(指値専用注文)

板に必ず注文が並び、成行化しない。狙った価格をキープしやすく、薄い板の価格支配に向いている。

FOK(全成行またはキャンセル)

流動性が乏しい銘柄で大量注文を扱うとき、指定価格で全数入らなければ即キャンセル。滑りや部分約定を拒否し、勝負タイミングだけを狙える。 プロトレーダ向け、一般トレーダーはあまり使わない。

流動性が不足した市場では、「どの価格で入りたいか」を自分が決める必要があり、この2つの注文方法は価格コントロールに非常に有効だ。


■ 相場が急変する局面向け戦略

例:急騰・急落、経済ニュース直後、ボラティリティ拡大時

市場が静かでも、ニュース1本で価格が暴れるのが暗号資産。この瞬間を狙うには、素早く、しかし不利な滑りは避けたい。 そんな場面で役立つのが、

IOC(即時またはキャンセル)

注文した瞬間に成立可能な数量だけ約定し、残りはキャンセル。一瞬の接触を拾う、攻撃的な反応型注文だ。 急騰時の押し目買い、急落時のリバウンド狙いなど、短期戦で本領を発揮する。


■ 今の市場でなぜこの戦略が必要か

暗号資産市場で流動性が戻るのをただ待っているだけでは、せっかくのチャンスを見過ごしてしまう。 とくに板が薄くなる小型通貨では、Post OnlyやFOKといった高度指値注文を活用することで、狙った価格帯に優位な形でポジションを構築できる。 一方、相場が急に動き出す局面では、IOCを使うことで瞬間的な価格接触を生かし、短期利益を狙うことが可能だ。 高度な指値注文は、通常の指値注文では到達できない精度と柔軟性を提供し、停滞市場でもトレード機会を広げてくれる。

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CoinWは、今年8周年を迎え、世界180以上の国と地域で利用される暗号資産取引所として信頼を築いてきたプラットフォームだ。 Post Only・FOK・IOCといった高度な指値注文機能をはじめ、豊富な銘柄ラインアップや多様な取引オプション、直感的な取引インターフェースを備えており、 流動性の薄い場面でも、急変する瞬間でも、戦略通りの執行を狙える環境を提供している。

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