ソラナ(Solana)エコシステムのスマートフォン開発を担う**ソラナ・モバイル(Solana Mobile)**は21日、第2世代Web3スマートフォン「シーカー(Seeker)」のユーザーおよび開発者を対象に、独自の暗号資産(仮想通貨)「SKR」のエアドロップ(無料配布)を開始したと発表した。

今回の配布は、SKRの総供給量100億トークンのうち20%にあたる約20億SKRを占める大規模なもので、コミュニティへの還元とモバイル・エコシステムの活性化を狙いとしている。

配布対象と受け取り方法

配布の内訳は、約10万人のシーカーユーザーに対して18.2億SKR、188名の開発者に対して1.41億SKRとなっている。

ユーザーは、シーカー端末に搭載されているセキュア・ウォレット「シード・ボルト(Seed Vault)」を開き、「アクティビティ・トラッキング」タブから手続きを行うことでトークンを受け取ることができる。受取にはガス代として約0.01 SOLが必要。手続きの期限は90日間(2026年4月20日まで)となっており、期限を過ぎたトークンはエアドロッププールへ返還される。

活動実績に応じた5段階の配布ランク

ユーザーへの配布量は、「シーズン1」期間中の端末利用状況やソラナdAppストアでの活動実績に基づき、以下の5段階(スカウト、プロスペクター、ヴァンガード、ルミナリー、ソブリン)に分けられている。

  • 一般ユーザー: 実績に応じたランク別配布(最高ランク「ソブリン」は75万SKR)
  • 開発者: 一律75万SKRを配布

また、配布開始と同時にSKRステーキング機能もローンチされた。ユーザーは受け取ったSKRを「ガーディアン・ノード」にステーキングすることで、報酬を得ることができるほか、エコシステムのガバナンスにも参加可能となる。

ソラナ・シーカーとSKRの役割

「ソラナ・シーカー」は、2025年8月に発売された第2世代のWeb3スマートフォン。500ドル(早期予約は450ドル)という、初代「サーガ」の半額以下の戦略的価格で展開され、14万台以上の予約注文を記録するなど大きな注目を集めてきた。

端末固有の「ジェネシス・トークン(譲渡不可NFT)」を活用した報酬アクセスや、手数料無料の「ソラナdAppストア2.0」など、モバイルに特化した独自のWeb3体験を提供している。

SKRは、このモバイル・エコシステムの中核を担うユーティリティトークンとして設計されている。初年度10%から始まり毎年25%ずつ減衰するインフレモデルを採用しており、初期の参加者やステーキング貢献者により多くのインセンティブが提供される仕組みだ。

ソラナ・モバイルは、SKRの正式流通と「シーズン2」の開始により、ハードウェアとトークン経済が融合した新たなモバイルWeb3市場の確立を加速させていく。

参考

https://twitter.com/solanamobile/status/2013795767711039804