ドージコイン(DOGE)財団の公式企業部門であるハウス・オブ・ドージ(House of Doge)と、ナスダック上場企業のブラッグハウス・ホールディングス(Brag House Holdings)は22日、21Shares(21シェアーズ)が組成したドージコイン現物ETF「TDOG」がナスダックに上場し、取引を開始したと発表した。

今回の「TDOG」は、ドージコイン財団が公式に承認・支援する唯一のETF商品であり、ミームコインとして誕生したドージコインが、伝統的な金融市場において「機関投資家グレードの資産」として正式に組み込まれた歴史的な節目となる。

直接保有の壁を排除。既存口座から投資可能に

「TDOG」の最大の特徴は、ドージコインを1対1の比率で直接保有する「現物型」である点だ。これにより、投資家は仮想通貨取引所での口座開設や自己管理型ウォレット(秘密鍵の管理)の手間を省き、既存の証券口座を通じて安全にドージコインへの投資が可能となった。資産の保管は、高度なセキュリティを備えた機関投資家向けの環境で行われる。

21Sharesはこれまでにも、レバレッジ型ETF「TXXD」や欧州向けETPを提供しており、ハウス・オブ・ドージとの強固なパートナーシップのもとで、ドージコインの金融インフラ整備を進めてきた。

エコシステム拡大への布石

ハウス・オブ・ドージとブラッグハウスは、金融商品としての展開に加え、実社会でのユーティリティ拡大にも注力している。

両社は、2026年前半に決済アプリ「Such(サッチ)」のリリースを控えている。このアプリには、個人事業主が簡単にドージコイン決済を導入できる機能「Hustles(ハッスルズ)」が搭載される予定だ。ETFによる資本流入と、アプリによる実需拡大の両輪で、ドージコインエコシステムの成熟を加速させる狙いがある。

経営陣のコメント

ハウス・オブ・ドージのマルコ・マルジョッタCEOは、「TDOGは既存の金融構造を通じてドージコインにアクセス可能にするための新たな一歩であり、より広範な参加を支援するものだ」と、パートナーシップの成果を強調。

また、ブラッグハウスのラヴェル・フアン・マロイCEOは、「取引所などの障壁を取り除くことで、デジタル資産への民主的なアクセスを実現する」と、投資機会の平等化に向けた意義を語った。

出典

https://www.globenewswire.com/news-release/2026/01/22/3223884/0/en/House-of-Doge-and-Merger-Partner-Brag-House-Holdings-Announce-Launch-of-the-21shares-Dogecoin-ETF-TDOG.html