暗号資産(仮想通貨)取引所「Coincheck」を運営するコインチェック株式会社は、1月29日より新たにトロン(TRX)の取り扱いを開始した。今回の追加により、同取引所で売買可能な暗号資産は全36種類となった。

販売所および取引所の双方で提供

TRXの取り扱いは、Coincheckの「販売所」および「取引所」の両サービスで同時に開始された。ユーザーは直感的な操作で即座に売買できる販売所と、板形式でコストを抑えた取引が可能な取引所の双方でTRXを利用できる。

また、Webブラウザ版およびスマートフォンアプリ版の双方に対応しており、場所を選ばない取引環境が整えられている。

トロン(TRX)の特徴:高速処理と実用性

トロン(TRX)は、分散型コンテンツ配信を目的としたブロックチェーンプロジェクトのネイティブトークンだ。

独自のコンセンサスアルゴリズムである**DPoS(Delegated Proof of Stake)**を採用しており、従来のブロックチェーンと比較して高速なトランザクション処理と、極めて安価なネットワーク手数料を実現している。また、イーサリアムとの互換性を持つTVM(Tron Virtual Machine)を搭載しており、分散型アプリケーション(DApps)の開発・利用においても高い実用性を誇る。

こうした特徴から、TRXは特に国際送金や小規模な決済手段として、世界中のエコシステムで広く活用されている。

Coincheckの銘柄拡充戦略

Coincheckは近年、アルトコインの取り扱いを積極的に拡大しており、昨年12月のソラナ(SOL)に続き、実需の強い銘柄のラインナップを強化している。

今回のTRX導入により、国内最大級の取り扱い銘柄数をさらに更新。多様化する投資家ニーズに応えるとともに、トロンエコシステムへのアクセスを容易にすることで、国内のWeb3市場のさらなる活性化を目指す構えだ。