国内暗号資産(仮想通貨)取引所大手のコインチェック株式会社は9日、同日14時頃をもって暗号資産エンジン(ENJ)の取扱いを廃止したと発表した。

今回の廃止は、2025年12月にアナウンスされていた「BAT、QTUMおよびENJの取扱い廃止」の計画に基づくもの。先行して廃止された銘柄に続き、ENJも同プラットフォーム上での全てのサービスが終了した。

1. 取扱い廃止後の対応:日本円への換金

取扱い廃止時刻(2月9日14時頃)を過ぎてもアカウントにENJを保有しているユーザーに対しては、以下の通り日本円への換金対応が行われる。

換金処理の開始: 2026年2月10日 12:00以降

換金方法: コインチェックが適当と判断する時期・方法で売却し、日本円に換金。

アカウントへの反映: 2026年2月下旬を予定。

日本円反映までの期間は、システム処理のためアカウント上でENJの保有数量が表示されなくなる。また、取引履歴には「マイナスの記録」が残る仕様となっている。

2. 売却が困難な場合の特例措置

市場の流動性低下などにより、同社がENJの売却を困難と判断した場合には、資産をそのまま同社で管理する。この場合、廃止日から起算して5年間は、ユーザーからの返還請求に応じて指定アドレスへの送付(出庫)に対応する方針だ。

ただし、5年を経過した日以降については返還請求に応じられない可能性があるため、対象ユーザーは早めの確認が必要となる。

3. 注意事項

同社は、受取停止日以降にコインチェックのアカウントへENJを送付しないよう強く注意を促している。誤って送付された場合、アカウントへの反映や返還は行われない。

また、日本円への換金反映前に退会(退会申請中を含む)をした場合は、換金後の日本円を受け取ることができなくなる。

出典

https://corporate.coincheck.com/news/adGjxxjy