楽天ウォレットは4月7日、現物の「暗号資産取引サービス」で新たに5銘柄の取扱いを始めると発表した。追加されるのはXRP、Dogecoin(DOGE)、Stellar Lumens(XLM)、Shiba Inu(SHIB)、Toncoin(TON)で、取扱開始日は2026年4月15日である。

追加されるのはXRP、DOGE、XLM、SHIB、TONの5銘柄

発表資料によると、今回の新規取扱銘柄はXRP、DOGE、XLM、SHIB、TONの5つである。楽天ウォレットは、これらを「国内外の需要の高さ」や「利用者からの要望の多さ」を踏まえて追加すると説明している。

楽天ポイント交換や楽天キャッシュ連携も利用可能

今回追加される5銘柄は、現物取引が可能になるだけでなく、既存銘柄と同様に楽天ポイントとの交換にも対応する。また、楽天ウォレット内で保有する暗号資産を楽天キャッシュへチャージし、「楽天ペイ」アプリ経由で街の店舗で使える導線も利用できると案内している。楽天グループの経済圏と暗号資産取引を結び付ける設計をさらに広げる動きといえる。

目玉はXRP、取扱開始に合わせてキャンペーンも実施

楽天ウォレットは、今回の追加銘柄の中でもXRPを前面に押し出している。発表文では、XRPについて「決済・送金分野での活用が期待され、国内外で高い需要をほこる」と説明しており、取扱開始を記念して「XRP購入でトリプルチャンスキャンペーン!10万円分のXRPがあたる!」も実施する。キャンペーン期間は4月15日の上場後から5月15日午前9時59分までである。

条件達成で最大2,000円相当、さらに抽選で10万円相当も

キャンペーンでは、エントリーの上で楽天ウォレットの販売所でXRPを3万円以上購入すると、もれなく500円相当のXRPを進呈する。さらに10万円以上購入すると、追加で1,500円相当のXRPがもらえ、加えて10万円以上購入した利用者の中から抽選で5人に10万円相当のXRPが当たる。特典の進呈は2026年6月中旬ごろを予定している。

楽天ウォレットは現物と証拠金の両方を扱う事業者

資料では、楽天ウォレットが2019年8月から暗号資産交換業者としてサービスを提供し、2020年5月からは第一種金融商品取引業者としても登録していることが記載されている。今回の5銘柄追加は、現物取引の品ぞろえを強化しつつ、楽天グループ内のポイント、決済、送金導線との接続をさらに厚くする施策と位置付けられる。

今回の発表が意味するもの

今回の発表は、国内の暗号資産交換業者の中で、楽天ウォレットが“売買するだけの口座”ではなく、楽天ポイントや楽天キャッシュとつながる実利用型の入口を広げようとしていることを示している。特にXRPを主軸にキャンペーンまで組んだことから、まずは送金・決済文脈でも知名度の高い銘柄を起点に利用者拡大を狙う構図が見える。5銘柄の追加により、楽天経済圏と暗号資産を結び付ける導線は一段と強まりそうである。

出典

https://www.rakuten-wallet.co.jp/assets/news/2026/040701/pr260407.pdf