【2026年6月14日】イーサリアム(ETH)のユニークアドレス数が2億件に迫る水準に達したと、2026年6月11日付の各種オンチェーンデータで報じられた。これはビットコイン(BTC)のアドレス数の約3倍に相当し、ETHネットワーク採用拡大の新たな節目となる。

アドレス数とは何を示すのか

アドレス数は利用ユーザー数の代理指標として扱われる代表的なオンチェーン指標。1人が複数アドレスを使うため厳密な「利用者数」ではないものの、ネットワーク全体のアクティビティと裾野の広さを把握する目安となる。ETHの2億アドレス到達は、L2(Layer 2)拡大やステーブルコイン送金、DeFi・NFT利用の積み上がりが反映された結果と言える。

BTCとの差は何を意味するか

BTCはあくまで「価値保存」用途として比較的少数の大口アドレスに集中する設計に近く、アドレス数で見ればETHが先行する構図が定着しつつある。一方でBTCは、機関投資家による現物ETF経由の保有が増えており、「アドレス数では見えない需要」が並走している点も無視できない。両者は競合ではなく、用途の住み分けが進んでいると見るのが妥当だろう。

投資家・開発者への示唆

ETHの裾野拡大は、L2のArbitrum・Base・Optimism・zkSync等のエコシステムの活況と表裏一体だ。手数料の低下によるマイクロトランザクション増加、ステーブルコイン送金の常用化が背景にある。投資判断ではアドレス数だけでなく、アクティブアドレス・送金額・ガス収入・バーン量を組み合わせて健全性を確認したい。

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※本記事は2026年6月14日時点の公開情報に基づくニュース要約であり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。オンチェーン指標は集計方法により数値が異なる場合があります。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。