安全なはずの鍵生成

Bitcoin用ハードウェアウォレットColdcardを提供するCoinkiteが、Mk3端末で生成されたシードに関する警告を出した。The Blockによると、Mk3の特定バージョン以降で生成されたシードについて、資金がリスクにさらされる可能性がある。

CoinDeskは、約500の単一署名ウォレットから約594BTC、約3,800万ドル相当が短時間で流出したと報じている。

自己管理にも運用リスク

自己管理ウォレットは取引所リスクを避ける手段だが、すべてのリスクを消すわけではない。鍵生成、ファームウェア、バックアップ、パスフレーズ、端末の真正性、サプライチェーンがそれぞれ攻撃面になる。

利用者は、メーカーのセキュリティアドバイザリを確認し、影響範囲に該当する場合は新しい安全な環境でウォレットを作り直す必要がある。長期保管では、複数署名や手順監査も検討すべきだ。

小宮滉

この記事の著者
小宮滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。
また、Web3・ブロックチェーン領域の開発を中心に活動しており、LINEおよびKakaoが支援するパブリックブロックチェーン「Kaia」のアンバサダーとしても活躍。LINEヤフー株式会社のグループ会社であるLINE NEXTとエージェンシー契約を締結し、LINE Mini Dappの導入支援を行っている。