自己保管の盲点

自己保管では秘密鍵を自分で管理するため、取引所破綻リスクを避けられる。一方で、ハードウェアウォレットの供給網、サポート委託先、フィッシング、ファームウェア更新は新しいリスクになる。

TrezorやColdcardをめぐる最近の話題は、デバイスそのものだけでなく周辺運用も重要であることを示している。

基本対策

公式販売経路から購入し、初期設定時のシード表示を確認し、ファームウェアは公式サイトから取得する。送金時はデバイス画面でアドレスと金額を確認し、大口送金前には少額テストを行いたい。

秘密鍵やシードをクラウドメモ、メール、チャット、AIツールに入力してはいけない。

小宮滉

この記事の著者
小宮滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。
また、Web3・ブロックチェーン領域の開発を中心に活動しており、LINEおよびKakaoが支援するパブリックブロックチェーン「Kaia」のアンバサダーとしても活躍。LINEヤフー株式会社のグループ会社であるLINE NEXTとエージェンシー契約を締結し、LINE Mini Dappの導入支援を行っている。