信託会社が警戒する理由

暗号資産で大きな資産を築いた富裕層は、伝統的な相続・信託実務と相性が悪い場面がある。資金源確認、マネーロンダリング懸念、価格変動、秘密鍵管理が信託会社にとって大きな負担になる。

暗号資産は移転が速く、失った秘密鍵を復元できないため、運用設計が重要だ。

準備すべき資料

取得履歴、取引所記録、ウォレット履歴、税務申告、カストディ体制を整理しておく必要がある。相続では、秘密鍵を誰がどの条件で復元できるかを明確にし、単独者依存を避けたい。

小宮滉

この記事の著者
小宮滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。
また、Web3・ブロックチェーン領域の開発を中心に活動しており、LINEおよびKakaoが支援するパブリックブロックチェーン「Kaia」のアンバサダーとしても活躍。LINEヤフー株式会社のグループ会社であるLINE NEXTとエージェンシー契約を締結し、LINE Mini Dappの導入支援を行っている。