出来高の急拡大

予測市場の利用が急拡大している。The Blockは、KalshiとPolymarketの合計出来高が7月に過去最高を記録し、500億ドルを超えたと報じている。

予測市場では、選挙、スポーツ、経済指標、企業イベントなどの結果に対して取引できる。暗号資産ユーザーにとっては、ステーブルコイン決済やオンチェーン流動性と相性が高い領域だ。

規制リスクは継続

一方で、予測市場は金融商品と賭博の境界に位置する。KalshiはCFTC監督下のイベント契約市場として展開しているが、州当局からはスポーツ関連契約を違法賭博とみなす動きも出ている。

Polymarketのような暗号資産ネイティブな市場では、ユーザー確認、地域制限、市場操作、結果判定の透明性が重要になる。出来高拡大はユースケースの強さを示すが、規制対応の成否が市場の持続性を左右する。

小宮滉

この記事の著者
小宮滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。
また、Web3・ブロックチェーン領域の開発を中心に活動しており、LINEおよびKakaoが支援するパブリックブロックチェーン「Kaia」のアンバサダーとしても活躍。LINEヤフー株式会社のグループ会社であるLINE NEXTとエージェンシー契約を締結し、LINE Mini Dappの導入支援を行っている。