AI自動文字起こしサービス大手のNotta(ノッタ)は、同社のプラットフォームにおいて、営業プロセス全体の自動化と最適化を支援する新機能「Notta Sales Agent(ノッタ・セールス・エージェント)」を正式にリリースした。

これは、先日発表された「AIエージェント機能」のラインナップの中でも特に**セールス領域(商談・顧客管理)**に特化したものであり、商談中のリアルタイム・ナビゲーションから商談後のCRM入力までをAIが全自動で代行する。

1. 商談中にAIが「カンペ」出し? 画期的な「ライブナビ」

Notta Sales Agentの目玉機能となるのが、Web会議中(Zoom, Google Meet, Teams対応)にAIが営業担当者をリアルタイムで支援する「ライブナビ(Live Navi)」だ。

  • リアルタイム回答提示: 顧客からの質問をAIが聞き取り、自社のマニュアルや過去の資料ベースに最適な回答を即座に画面上に表示する。
  • NGワード警告: 商談における不適切な発言や、聞き逃してはいけない重要ポイントをその場で通知。

これにより、新人営業担当者でもベテラン並みの対応が可能になり、オンボーディング(新人教育)コストの大幅な削減が期待できる。

2. CRM入力の「ゼロ工数化」を実現

多くの営業担当者を悩ませてきた「商談後のSFA/CRM(営業支援システム)への入力作業」も、AIエージェントが代行する。

  • CRM同期: SalesforceやHubSpotと連携し、商談の音声データから「予算(Budget)」「決裁権(Authority)」「ニーズ(Needs)」「導入時期(Timeframe)」などのBANT情報を自動抽出。しかるべきフィールドに自動で書き込む。
  • 入力ミスの排除: 人の手を介さないため、入力漏れや主観による情報の歪みを防ぎ、データの正確性を担保する。

3. 「勝てる商談」をAIが分析・レポート

さらに「レポート機能」では、蓄積された商談データをAIが横断的に分析。 「放置されている有望案件」のリスク検知や、「成約率の高い勝ちパターン」の可視化を行い、マネージャー視点での改善提案を自動生成する。

Nottaは、ドキュメント作成の自動化に加え、この「Sales Agent」によって営業現場の生産性を劇的に向上させ、人間が本質的な「顧客との対話」に集中できる環境を構築する狙いだ。

出典

https://www.notta.ai/agent/sales