香港を拠点とするデジタル資産プラットフォーム大手OSL Group(OSL)は10日、規制に準拠した企業向けステーブルコイン「USDGO」を正式にローンチしたと発表した。

USDGOは、米国の連邦政府公認の暗号資産銀行であるAnchorage Digital Bank N.A.が発行を担当し、OSLがブランディングおよび販売を担う戦略的パートナーシップの下で提供される。

1. 米連邦公認銀行による発行と安全性

USDGOの最大の特徴は、その高い信頼性と規制準拠性にある。 発行体であるAnchorage Digital Bankは米国初の連邦公認暗号資産銀行であり、USDGOは米ドルおよび米国債を含む高品質な流動資産によって1:1で完全に裏付けられている。また、厳格な第三者監査を受けることで、透明性と安全性を担保している。

OSLによると、USDGOは「GENIUS Act(※)」の厳格な基準を満たすように設計されており、コンプライアンスを最優先する機関投資家や企業のニーズに応える仕様となっている。 (※記事内注:ステーブルコイン規制に関する法律または基準)

2. Solanaで稼働、アジアのクロスボーダー決済を革新

ローンチ時点において、初期供給となる5,000万ドル(約75億円)相当のUSDGOが、高速かつ低コストなトランザクションを特徴とするSolana(ソラナ)ブロックチェーン上で発行された。将来的には他の主要ブロックチェーンへのマルチチェーン展開も計画されている。

OSL GroupのCEO、ケビン・ツイ氏は「USDGOは実体経済の『デジタルな血液』となるよう設計されている」と述べ、アジア企業のクロスボーダー決済や資金管理の効率化に寄与する姿勢を強調した。

3. 機関投資家グレードのインフラへ

USDGOは、企業が直面する「実行可能性、セキュリティ、スケーラビリティ」の課題を解決するために開発された。 24時間365日の流動性サポートを提供し、従来の銀行システムよりも迅速かつ低コストな資金移動を実現することで、国際貿易やeコマース、金融サービスにおける決済手段としての普及を目指す。

OSLは、香港で認可を受けたデジタル資産プラットフォームとしての強みを活かし、アジアにおける米ドル建てステーブルコインの主要なゲートウェイとなることを狙う

出典

https://www.globenewswire.com/news-release/2026/02/10/3235131/0/en/Update-OSL-Group-Officially-Launches-Regulated-Enterprise-Stablecoin-USDGO.html