長期リスクとしての量子計算

BitcoinやEthereumは公開鍵暗号に依存しており、将来的な量子計算の進展は長期的なリスクになる。直ちにネットワークが危険という意味ではないが、研究の進展により必要な量子資源の見積もりは更新され続けている。

暗号資産は長期保有されるため、数年から十数年単位の安全性も重要だ。

利用者と開発者の対応

利用者はアドレス再利用を避け、ウォレット更新を行い、長期保有資産の管理方法を見直したい。開発者側では耐量子暗号への移行、署名方式の変更、互換性、ガバナンスが課題になる。

小宮滉

この記事の著者
小宮滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。
また、Web3・ブロックチェーン領域の開発を中心に活動しており、LINEおよびKakaoが支援するパブリックブロックチェーン「Kaia」のアンバサダーとしても活躍。LINEヤフー株式会社のグループ会社であるLINE NEXTとエージェンシー契約を締結し、LINE Mini Dappの導入支援を行っている。