株式会社リミックスポイント(証券コード:3825)は20日、同社が保有する暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)について、SBIデジタルファイナンス株式会社が提供する暗号資産レンディングサービスを活用した運用を開始すると発表した。同日開催の取締役会にて決議された。

1. 保有ビットコインを「貸し出して」収益化

リミックスポイントはこれまで、企業価値向上に向けた財務戦略の一環としてビットコインをはじめとする暗号資産の購入・保有を進めてきた。

今回の発表は、保有するビットコインをただ保管(ホールド)しておくのではなく、外部のレンディング(貸し出し)サービスを活用することで、一定のインカムゲイン(貸借料・利回り)を獲得するという、より積極的な運用スタイルへの転換を意味している。

2. SBIデジタルファイナンスをパートナーに選定

運用先となるSBIデジタルファイナンスは、SBIグループのデジタルアセット事業の中核を担う企業のひとつであり、機関投資家や法人向けに高度な暗号資産関連サービスを提供している。

リミックスポイントは、運用において不可欠となる資産の安全性や、カウンターパーティーリスクの観点から、SBIグループが持つ強固なコンプライアンス体制と金融ノウハウを高く評価し、運用パートナーとして同社を選定した。

3. 上場企業による「暗号資産運用」の新たなモデルケース

日本国内では法人向けの暗号資産税制の見直し(期末時価評価課税の対象外化など)が進んでおり、事業会社がバランスシート上にビットコインを組み込む動きが広がりつつある。

リミックスポイントのように、ただ購入するだけでなく、信頼できる国内の金融機関グループと提携して保有資産を運用・収益化するアプローチは、Web3企業以外の上場企業にとっても、新たな財務戦略のモデルケースとして注目を集めそうだ。

出典

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS08938/f9b88ddc/854b/4e71/ae67/123a77e44d44/140120260218564640.pdf