電力需給と採掘規制

The Blockによると、ロシア政府はモスクワ地域で暗号資産マイニングを2032年まで禁止する政令を出した。ロシアでは地域ごとの電力需給や冬季需要を背景に、採掘規制が強まっている。

ビットコイン採掘は電力価格と規制環境に強く依存する。電力余剰地域では経済効果が期待される一方、需要が逼迫する都市圏では規制対象になりやすい。

採掘拠点の再配置

マイニング企業は、安価な電力だけでなく、長期的な規制安定性を重視する必要がある。短期的に採算が合っても、地域規制で操業停止となれば設備投資の回収は難しくなる。

ロシアの措置は、世界的な採掘拠点の再配置にも影響し得る。採掘産業は、エネルギー政策、地政学、環境負荷の議論と切り離せない段階に入っている。

小宮滉

この記事の著者
小宮滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。
また、Web3・ブロックチェーン領域の開発を中心に活動しており、LINEおよびKakaoが支援するパブリックブロックチェーン「Kaia」のアンバサダーとしても活躍。LINEヤフー株式会社のグループ会社であるLINE NEXTとエージェンシー契約を締結し、LINE Mini Dappの導入支援を行っている。