仏金融大手ソシエテ・ジェネラルのデジタル資産子会社であるSG-FORGEは18日、同社が発行するコンプライアンス準拠のユーロ連動型ステーブルコイン「EUR CoinVertible」を、XRP Ledger(XRPL)上でローンチしたと発表した。

イーサリアム(Ethereum)、ソラナ(Solana)に続く今回の統合は、同社が推し進めるマルチチェーン戦略の一環となる。

1. XRPLの「高速・低コスト」を評価

SG-FORGEは、分散型レイヤー1ブロックチェーンであるXRP Ledgerを統合した理由として、その「スケーラビリティ、処理速度の速さ、そして低コスト」を挙げている。

これらの利点を最大限に活用することで、EUR CoinVertibleの市場における普及(アドプション)を加速させるとともに、透明性とセキュリティの高い次世代の暗号資産(仮想通貨)インフラを提供する狙いがある。

2. Ripple社のインフラを活用、取引担保などの新用途も

今回のXRPLでのローンチは、米リップル(Ripple)社のカストディ(保管・管理)ソリューションのサポートを受けて実現した。

SG-FORGEは今後、EUR CoinVertibleをRipple社の提供するプロダクト群に組み込むことや、トレーディングにおける担保(コラテラル)として活用するなど、ステーブルコインの新たなユースケースの開拓を共同で模索していく方針を明らかにしている。

3. 両社幹部からのコメント

本件に関し、RippleのUK・欧州マネージングディレクターであるCassie Craddock氏は、「SG-FORGEは欧州機関投資家の中で先駆的な存在だ。最高水準のセキュリティと運用基準を満たすインフラプロバイダーとして、この取り組みに貢献できることを誇りに思う」と述べた。

また、SG-FORGEのJean-Marc Stenger CEOは、「XRPLでのローンチは、我々のポートフォリオを拡大する新たな一歩だ。今後もデジタル資産ソリューションのさらなる革新を目指していく」と意欲を示している。

出典

https://www.sgforge.com/sgf-coinvertible-on-the-xrp-ledger/