Sui(スイ)ブロックチェーンは4日、ネイティブ・ステーブルコイン「USDsui(Sui Dollar)」をメインネット上で正式にローンチした。

このステーブルコインは、米決済大手Stripeの傘下企業であるBridgeが発行を担当し、裏付け資産から得られる利回りをSUIのエコシステムに還元する画期的なメカニズムを採用している。

1. Stripe傘下のBridgeが発行、規制準拠を重視

USDsuiの発行には、Stripeが2025年2月に買収したステーブルコイン・インフラ企業「Bridge」のプラットフォームが活用されている。 また、米国の新たなステーブルコイン規制法である「ジーニアス法」への準拠を念頭に設計されており、コンプライアンスを確保しながら、ウォレットやDeFiプロトコル(Slush、NAVI、Cetusなど)で即座に利用可能となっている。

2. 利回りを「SUIの買い戻し」やDeFiに還元

USDsuiの最大の特徴は、発行者が裏付け資産(米国債など)の運用益を独占せず、エコシステムに還元する仕組みだ。 具体的には、運用益がSUIトークンの買い戻し(バイバック)とバーン(焼却)に充てられるほか、DeFiプロトコルや自動マーケットメーカー(AMM)への流動性提供インセンティブとして分配される。

3. 「フライホイール効果」で経済圏を加速

Suiの共同創設者であるAdeniyi Abiodun氏は、「これまでは準備金の利回りがエコシステム外へ流出していたが、USDsuiはこのループを閉じるものだ」と述べている。 実物資産(RWA)から生まれるリアルな利回りがDeFi市場に還流することで、Sui経済圏全体が活性化する「フライホイール効果」の創出が期待されている。

出典

https://blog.sui.io/sui-dollar-launch-bridge