イーサリアム(ETH)財務企業として知られる株式会社TORICOは、エボファンド(EVO Fund)を引受先とする総額40億円規模の大型増資を行うと発表した。調達した資金は全額、イーサリアム(ETH)の購入に充てられる方針だ。

発表後、株式市場では一時的な需給悪化への懸念から株価が下落する局面も見られたが、TORICOは今回の資本増強を通じて、国内におけるイーサリアムトレジャリー企業としての確固たる地位確立を目指す姿勢を鮮明にしている。

「メタプラネット」の成功モデルをイーサリアムで再現

今回の増資の狙いは、ビットコイン(BTC)の継続的な取得で成功を収めている株式会社メタプラネット(Metaplanet Inc.)の事例を、イーサリアムで再現することにある。

メタプラネットは、今回のTORICOの引受先と同じエボファンドから調達した資金を暗号資産に集中投下する戦略で、短期間のうちに時価総額を大幅に成長させた実績を持つ。「第2のメタプラネット」とも呼べるTORICOの動きは、ビットコインに比べてまだ採用企業の少ないイーサリアムのトレジャリー戦略において、先行者利益を狙う野心的な試みと言える。

運用体制の抜本的強化へ

今回の40億円規模の資本投下は、運用体制の強化という側面でも重要な意味を持つ。

現在、TORICOは国内の暗号資産交換業者を通じてETHの保管・運用を行っているが、その収益性は年率3%前後に留まっている。同社は、グローバル水準の高度なリスク管理とガバナンスを備えた運用体制を構築するためには、事業規模の拡大が不可欠であると判断した。

TORICOは、「日本一のイーサリアム運用会社」を目標に掲げ、今後も適切な資本政策を実行していく方針を示している。

出典

https://x.com/motoki304/status/2016382671614566682?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E2016382671614566682%7Ctwgr%5Eaee2ee9c3dad99cedb2a6c1c93ebe1208e457400%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fcrypto-times.jp%2Fnews-torico-to-acquire-ethereum-with-4-billion-yen-capital-increase%2F