革新的なテーマ型投資と収益戦略を展開する米資産運用会社VistaShares(ビスタシェアーズ)は3日、米国債の安全性とビットコイン(BTC)の成長性を組み合わせた全く新しいカテゴリーのETF「VistaShares BitBonds™ 5 Yr Enhanced Weekly Option Income ETF(ティッカー:BTYB)」をニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。

1. ポートフォリオ構成:米国債80% × ビットコイン20%

BTYBは、ポートフォリオの約80%を米国財務省証券(米国債)やその先物、および満期3〜7年の国債に焦点を当てたETFで構成する。

残りの約20%については、ブラックロックの「iShares Bitcoin Trust(IBIT)」のコールオプションを活用したシンセティック・カバードコール戦略を用いる。これにより、ビットコインの現物を直接保有することなく、その価格変動へのエクスポージャー(投資機会)を確保しつつ、オプション料(プレミアム)による収益の上乗せを図る仕組みだ。

2. 「毎週分配」と「国債の2倍の利回り」という野心

BTYBの最大の特徴は、インカムゲイン(収益分配)への強いこだわりにある。同ETFは以下の2点を目標に掲げている。

  • 毎週の分配金支払い: 多くのETFが月次や四半期ごとの分配を採用する中、BTYBは毎週の収益分配を目指す。
  • 5年物国債の2倍の年利: アクティブなオプション戦略を駆使することで、5年物米国債の年間利回りの約2倍に相当する分配率の実現を目指す。

3. 背景:安定と成長の「ハイブリッド」需要

VistaSharesのCEO、アダム・パッティ(Adam Patti)氏は、「BTYBは、米国債による期間(デュレーション)収益とビットコインの成長ポテンシャルを、一つのティッカーで提供する初のソリューションだ」とコメントしている。

投資家やアドバイザーにとって、伝統的な安全資産である米国債に「ビットコインのスパイス」を加え、かつ頻繁なキャッシュフローを得られるこのETFは、ポートフォリオの多様化を加速させる強力なツールになると同社は期待を寄せている。

ビットコインのボラティリティ(価格変動)を収益源に変えつつ、米国債で守りを固めるこの「BitBonds™」シリーズは、今後さらに拡大する可能性がある。

出典

https://www.vistashares.com/vistashares-creates-entirely-new-category-etf-launch-btyb-2x-yield-treasuries-weekly-distributions-exposure-bitcoin-price-moves/