トークン化株式の出来高

Robinhood Chain上のトークン化RWAが急拡大している。CoinDeskによると、同チェーン上のRWA価値は約7,000万ドルに達し、2週間弱でおよそ5倍に増えた。

複数のトークン化株式が1日50万ドル以上の出来高を記録し、一部は100万ドルを超えている。初期の話題性だけではなく、実際の取引サイズが大きくなり始めた点が重要だ。

課題は権利と継続性

トークン化株式が普及するには、価格連動だけでなく、配当、議決権、取引停止時の処理、裏付け資産の保管などが問われる。オンチェーン上で売買できても、投資家がどの権利を持つのかが曖昧なら制度金融との距離は縮まらない。

それでも、一般投資家が慣れた証券アプリからオンチェーン資産へアクセスできる導線は強い。Robinhood Chainの伸びは、RWAがDeFiネイティブ層だけでなく、既存投資家へ広がる可能性を示している。

小宮滉

この記事の著者
小宮滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。
また、Web3・ブロックチェーン領域の開発を中心に活動しており、LINEおよびKakaoが支援するパブリックブロックチェーン「Kaia」のアンバサダーとしても活躍。LINEヤフー株式会社のグループ会社であるLINE NEXTとエージェンシー契約を締結し、LINE Mini Dappの導入支援を行っている。