Reuters報道の概要

The BlockはReutersの報道として、イラン関連取引所が制裁回避目的でBinanceへ6.76億ドルを送金した疑いがあると伝えた。

暗号資産取引はブロックチェーン上で追跡可能だが、取引所口座やOTCブローカーが絡むと資金の最終受益者を特定するにはKYC情報とオンチェーン分析の連携が必要になる。

取引所の責任

グローバル取引所は、制裁対象地域、ミキサー、高リスクOTC、ブローカー経由の資金を監視する必要がある。単一のアドレスだけでなく、クラスター分析や送金パターンを使った継続監視が重要だ。

規制当局は、制裁回避やマネーロンダリングに対して強い姿勢を取っている。利用者保護だけでなく、国家安全保障に関わる領域として、暗号資産コンプライアンスの重要性はさらに高まっている。

小宮滉

この記事の著者
小宮滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。
また、Web3・ブロックチェーン領域の開発を中心に活動しており、LINEおよびKakaoが支援するパブリックブロックチェーン「Kaia」のアンバサダーとしても活躍。LINEヤフー株式会社のグループ会社であるLINE NEXTとエージェンシー契約を締結し、LINE Mini Dappの導入支援を行っている。