上値を抑える構造

CoinDeskは、暗号資産市場が次の強気相場に向かううえで3つの障害に直面していると報じた。STS DigitalのCEOは、機関投資家のオプション売り、AI関連の不確実性、米国規制の遅れを挙げている。

ビットコインETFの普及により、機関投資家のヘッジやオプション戦略が市場に与える影響は大きくなっている。現物需要があっても、派生商品の売り圧力が価格上昇を抑えることがある。

規制とマクロの重さ

AI関連株の調整やリスク資産全体のボラティリティも、暗号資産市場に波及しやすい。さらに、CLARITY Actなど米国の市場構造法案が遅れれば、企業と投資家は長期判断をしにくくなる。

強気相場には資金流入だけでなく、制度面の見通しと市場構造の安定が必要だ。暗号資産市場は、ETF時代に入ったことで、伝統金融のポジション管理と政策期待により強く左右されるようになっている。