クロスチェーンの弱点

The Blockは、Cosmos Labsが誤ってクリアしたバグが6チェーンにまたがる570万ドル規模のハックにつながったと伝えている。クロスチェーン環境では、単一アプリの不具合が複数ネットワークへ波及しやすい。

監査済みという表示だけでは十分ではなく、修正確認、再監査、影響範囲の特定が重要になる。

利用者と事業者の対策

利用者はブリッジや新興DeFi利用時に、監査履歴、TVL、緊急停止権限、補償方針を確認したい。事業者は、外部監査だけでなく、継続的なバグバウンティとインシデント対応訓練が必要だ。

クロスチェーンの成長には、技術的な接続性だけでなく、責任範囲の明確化が欠かせない。

小宮滉

この記事の著者
小宮滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。
また、Web3・ブロックチェーン領域の開発を中心に活動しており、LINEおよびKakaoが支援するパブリックブロックチェーン「Kaia」のアンバサダーとしても活躍。LINEヤフー株式会社のグループ会社であるLINE NEXTとエージェンシー契約を締結し、LINE Mini Dappの導入支援を行っている。