ETF需要の回復

BitcoinとEtherのETFには、直近週で合計26億ドル規模の資金が流入したと報じられている。これは昨年10月以来の強い週次フローであり、暗号資産への機関投資家需要が戻っていることを示す。

ETFは証券口座から暗号資産にアクセスできるため、アドバイザー、年金、ファンド、個人投資家の資金を取り込みやすい。

持続性の条件

ただし、強い週次流入だけで年初来の資金流出を完全に打ち消せるわけではない。相場が上昇した後に流入が続くか、利益確定で鈍化するかが重要だ。

ETF時代の暗号資産市場では、オンチェーンデータだけでなく、証券市場側のフローと流動性が価格形成に直結する。

小宮滉

この記事の著者
小宮滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。
また、Web3・ブロックチェーン領域の開発を中心に活動しており、LINEおよびKakaoが支援するパブリックブロックチェーン「Kaia」のアンバサダーとしても活躍。LINEヤフー株式会社のグループ会社であるLINE NEXTとエージェンシー契約を締結し、LINE Mini Dappの導入支援を行っている。