信用資産への拡大

RWA市場は、短期米国債やMMFのトークン化から、プライベートクレジット、売掛債権、ファンド持分へ広がり始めている。投資家が求めるのは、単なるオンチェーン化ではなく、法定通貨建ての利回りと透明な保有管理だ。

プライベートクレジットは銀行融資の外側で企業に資金を供給する市場であり、利回りが高い一方で、信用リスクや流動性リスクも大きい。

オンチェーン化の条件

信用資産をトークン化するには、裏付け債権の真正性、回収順位、担保、デフォルト時の処理、投資家への情報開示が不可欠だ。単に債権をNFTやトークンにするだけでは、制度金融の投資家は参加しにくい。

RWAの次の成長は、法律、会計、カストディ、データ開示を統合できる事業者が主導する。DeFiにとっては、ステーブルコインと信用資産をつなぐ新たな担保市場が生まれる可能性がある。