ETF期待のインパクト

Zcashが850ドル近辺まで上昇し、8年ぶり高値圏に入った。背景には、Grayscale Zcash TrustのETF化に向けた動きがあり、プライバシー銘柄にも証券市場からのアクセスが広がる可能性が意識された。

ETF化期待は流動性を大きく変える一方、承認までには規制当局の審査と市場インフラの整備が必要になる。

プライバシーと規制

Zcashはプライバシー技術を特徴とするが、その性質は規制当局の監視対象にもなりやすい。投資家は価格上昇だけでなく、取引所上場状況、コンプライアンス対応、実際の利用状況を確認したい。

プライバシー技術はWeb3に不可欠なテーマである一方、金融商品化には透明性とAML対応の説明が求められる。

小宮滉

この記事の著者
小宮滉

コインチェック株式会社を経て、現在はGUILD株式会社および一般社団法人Web3人材マネジメント協会の代表理事を務める。

Web3・仮想通貨分野では、「NGG(NinjaGuild_Japan)」というコミュニティの運営や、「IVS Crypto THE DEMODAY」MetaMeトラックでの優勝など、多くの実績を有する。
また、Web3・ブロックチェーン領域の開発を中心に活動しており、LINEおよびKakaoが支援するパブリックブロックチェーン「Kaia」のアンバサダーとしても活躍。LINEヤフー株式会社のグループ会社であるLINE NEXTとエージェンシー契約を締結し、LINE Mini Dappの導入支援を行っている。